妊活に発酵食品がいい理由は?納豆・味噌・甘酒の選び方&腸活のコツを解説 | Fertility Journey
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妊活に発酵食品がいい理由は?納豆・味噌・甘酒の選び方&腸活のコツを解説

妊活中の食べ物

「妊活には発酵食品がよい」と耳にしたことはあっても、実際に何をどのくらい食べればよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

納豆・味噌・甘酒・ヨーグルトなど、日本の食卓になじみのある発酵食品は、腸内環境を整えることで妊活中の体づくりをサポートするといわれています。

近年は、腸内フローラだけでなく「子宮内フローラ」にも注目が集まっており、毎日の食事から腸活や育菌を意識する方が増えてきました。

発酵食品の魅力は、特別な食材やサプリメントに頼らなくても、普段の食事に無理なく取り入れやすいことです。

一方で、発酵食品なら何でもたくさん食べればよいというわけではありません。種類ごとの特徴や食べ合わせ、摂り方のポイントを知っておくことも大切です。

この記事では、妊活に発酵食品がよいといわれる理由をはじめ、食品の取り入れ方や、腸活を続けるコツについてわかりやすく解説します。

毎日の食卓に取り入れやすい工夫を知りながら、妊娠しやすい体づくりにつなげていきましょう。

妊活に発酵食品がよいといわれる理由

発酵食品が妊活で注目されている理由のひとつに、腸内環境との関わりがあります。

近年の研究では、腸の状態が全身の健康だけでなく、ホルモンバランスや妊娠しやすい体づくりにも関係している可能性がわかってきました。

そのため、毎日の食事で腸内環境を整えることは、妊活中の体づくりの土台を支える習慣のひとつと言えます。

ここでは、腸内フローラと子宮環境との関わりや、発酵食品が注目される理由について順番に見ていきましょう。

腸内フローラと子宮内フローラのつながり

近年の研究では、腸内フローラの状態が、子宮内フローラと呼ばれる子宮内の細菌バランスにも関係している可能性が指摘されています。

腸と子宮は体のなかで近い位置にあり、免疫機能や細菌環境の面でも互いに影響し合うと考えられています。

子宮内にはラクトバチルスという乳酸菌の一種が存在しており、この菌が多い状態は、妊娠に向けた子宮内環境を保つうえで望ましいと考えられています。

そのため、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えることは、妊活中の体づくりにおいても大切なポイントのひとつです。

腸内環境を整えることは、子宮内環境を考えるうえでも大切な視点のひとつとされています。

腸活というと特別なことのように感じるかもしれませんが、納豆や味噌など身近な発酵食品を取り入れることも立派な腸活です。

毎日の食事を少し意識することが、妊娠しやすい体づくりの土台につながっていくでしょう。

妊娠しやすい体づくりの土台になる

発酵食品には、乳酸菌や麹菌、納豆菌などの微生物が含まれており、腸内環境を整えるサポートが期待されています。

腸内環境が整うことで、食事から摂った栄養を効率よく活用しやすくなるほか、免疫機能やホルモンバランスにもよい影響を与える可能性があると考えられています。

妊活中は葉酸や鉄分、たんぱく質などさまざまな栄養素を意識しますが、それらをしっかり活かすためにも、まずは体の土台となる腸内環境を整えることが大切です。

発酵食品は、妊娠しやすい体づくりを支える「縁の下の力持ち」のような存在といえるでしょう。

サプリメントで栄養を補うこともひとつの方法ですが、その前に毎日の食事を見直し、腸から整えていくという視点も持っておきたいですね。

エコチル調査でも示された影響

発酵食品の影響は、国が進める大規模な疫学研究でも示されており、環境省が実施する「エコチル調査」では、興味深い傾向が報告されました。

妊娠前から味噌汁を頻繁に食べていた女性は、ほとんど食べなかった女性に比べて、早期早産になりにくい傾向がみられたのです。(エコチル調査 富山ユニットセンター

もちろん、味噌汁を飲めば早産を防げるというわけではありません。しかし、毎日の食習慣が将来の体づくりにつながる可能性を示す結果として注目されています。

毎日の味噌汁や納豆など、身近な発酵食品を無理なく取り入れることで、妊活中の体づくりを支える一歩になるかもしれません。

妊活におすすめの発酵食品と食べ合わせ

発酵食品とひと口にいっても、さまざまな種類があるため、「何を選べばいいの?」と迷ってしまう方もいるかもしれません。

妊活中は、無理に特別な食品を取り入れるよりも、毎日続けやすい身近な発酵食品を上手に活用することが大切です。

ここでは、妊活中に取り入れやすい代表的な発酵食品と、それぞれの特徴をご紹介します。また、善玉菌の働きをサポートする食べ合わせのポイントについても見ていきましょう。

毎日の食卓に無理なく取り入れながら、腸活習慣を続けるヒントを見つけてみてください。

納豆と味噌でイソフラボンと麹菌を摂る

納豆と味噌は、妊活中に取り入れやすい代表的な発酵食品です。

納豆には大豆イソフラボンが含まれており、女性ホルモンと似た構造を持つ成分として知られています。また、納豆菌がつくり出すナットウキナーゼにも注目が集まっており、血流を促す働きが期待されています。

血流は全身に栄養や酸素を届ける役割を担っているため、妊活中の体づくりにおいても意識したいポイントのひとつです。

納豆は1日1パックを目安に取り入れるとよいでしょう。苦手な方は、ひき割り納豆を選んだり、ねぎや大葉などの薬味を加えたりすると食べやすくなります。

また、納豆菌は熱に弱い性質があるため、熱々の料理に加える場合は少し冷ましてから食べるのがおすすめです。

一方の味噌には、麹菌や酵母など発酵の過程で生まれるさまざまな成分が含まれています。みそ汁に根菜やきのこ、海藻を加えれば、食物繊維も一緒に摂ることができます。

発酵食品と食物繊維を組み合わせることで、腸活をより意識しやすくなります。まずは毎朝のみそ汁と納豆から、はじめてみてはいかがでしょうか。

甘酒とヨーグルトで手軽に育菌する

甘酒やヨーグルトは、忙しい日でも取り入れやすい発酵食品として人気があります。

米麹甘酒には、ブドウ糖や必須アミノ酸、ビタミンB群、オリゴ糖などが含まれており、「飲む点滴」とも呼ばれています。妊活中に取り入れる場合は、砂糖不使用の米麹甘酒を選ぶとよいでしょう。

また、米麹から作られた甘酒はアルコールを含まないため、朝食時や小腹が空いたときにも取り入れやすいのが魅力です。

ヨーグルトは、乳酸菌やビフィズス菌を手軽に摂れる代表的な発酵食品です。無糖タイプを選び、フルーツや少量のはちみつを添えると続けやすくなります。

ヨーグルトは菌の種類によって体との相性もあるため、ひとつの商品を2週間ほど続けてみて、お腹の調子を確認しながら選ぶのがおすすめです。自分に合うものが見つかれば、毎日の習慣にも取り入れやすくなります。

妊活に役立つ発酵食品の特徴を、以下の表にまとめました。

妊活に役立つ発酵食品の特徴

食品 主な菌・成分 1日の目安
納豆 納豆菌・大豆イソフラボン 1パック(約45g)
味噌 麹菌・乳酸菌・酵母 味噌汁1〜2杯
甘酒(米麹) 麹菌・オリゴ糖・ビタミンB群 100〜150ml
ヨーグルト 乳酸菌・ビフィズス菌 100〜200g

妊活中のヨーグルト選びについては、こちらの記事もチェックしてみてください。

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どれも特別な食品ではなく、スーパーで手軽に購入できるものばかりです。無理なく続けられるものから取り入れてみましょう。

食べ合わせでさらに腸活効果を高める

発酵食品は、単体で食べるよりも食べ合わせを工夫することで、より腸活を意識しやすくなります。

ポイントは、善玉菌そのものである発酵食品と、善玉菌のエサになる食物繊維やオリゴ糖を一緒に摂ることです。この組み合わせは「シンバイオティクス」と呼ばれています。

例えば、納豆にねぎ、ヨーグルトにバナナ、味噌汁にごぼうやきのこを加えるなど、普段の食事のなかでも手軽に取り入れられます。

オリゴ糖は、玉ねぎ・きなこ・バナナ・ごぼう・はちみつ・大豆などに多く含まれています。これらを発酵食品と組み合わせることで、善玉菌が活動しやすい環境づくりをサポートすると考えられています。

難しく考えず、いつもの一品に野菜や果物を添えるところから始めてみましょう。

発酵食品は1種類に偏らず、日々入れ替えながら摂れることで、さまざまな菌をバランスよく摂ることができます。

ひとつの食品だけに頼るのではなく、いろいろな発酵食品を楽しみながら続けることが、腸内環境を豊かにしてくれます。

取り入れるときの注意点と続ける工夫

毎日の食事に取り入れやすい発酵食品ですが、体によいからといって、たくさん食べればよいというものではありません。

妊活中は、塩分やイソフラボン、アルコールなどに気を配りながら、バランスよく取り入れることが大切です。

また、発酵食品は毎日の積み重ねが大切だからこそ、無理なく続けられる工夫も欠かせません。

ここでは、取り入れる際の注意点と、習慣化のコツを紹介していきます。

塩分・イソフラボン・アルコールに気を配る

味噌やぬか漬け、醤油などは、日本の食卓に欠かせない発酵食品ですが、塩分が多めの食品でもあります。

妊娠中の塩分の摂りすぎは妊娠高血圧症候群のリスクを高めるとされており、妊活中から塩分の摂りすぎに気を付けておくことは、健康管理を考えるうえでも大切です。

減塩タイプの味噌を選んだり、みそ汁は具材を多めにして汁を飲み過ぎないようにしたりすると、無理なく塩分を調整できます。

また、大豆製品に含まれるイソフラボンは、サプリメントによる過剰摂取は推奨されていません。納豆や豆腐などの食品から摂るぶんには問題ないとされているので、基本は食事から取り入れることを意識しましょう。

甘酒を選ぶ際にも少し注意が必要です。酒粕から作られた甘酒や奈良漬けにはアルコールが含まれるため、妊娠の可能性がある時期は避けたほうが安心です。

甘酒を選ぶ際は、アルコールを含まない米麹タイプのものを選びましょう。

みそ汁は減塩を意識し、イソフラボンは食品から摂るのが基本です。甘酒を選ぶ際は原材料や製品表示を確認しましょう。

ポイントを押さえながら取り入れることで、発酵食品を無理なく毎日の習慣にできます。

朝食に味噌汁と納豆を基本にする

発酵食品を無理なく続けたい方には、朝食の習慣を見直すのがおすすめです。和食の朝食パターンを基本にすれば、自然と発酵食品が日々の食卓に並びます。

「ごはん+みそ汁+納豆」というシンプルな組み合わせだけでも、発酵食品に加えてたんぱく質や食物繊維を摂りやすくなります。

さらに、みそ汁の具材を変えれば野菜やきのこ、海藻なども取り入れやすく、栄養バランスを整えるきっかけにもなります。

毎日完璧に続けようとする必要はありません。まずは週に数回からでも始めてみると、無理なく習慣化しやすくなります。

まずは一週間、朝食にみそ汁と納豆を加えることから始めてみましょう。

習慣になってしまえば、意識しなくても自然と発酵食品を摂れるようになります。毎日の朝食を少し整えることが、腸活を長く続けるための第一歩になります。

おやつや作り置きで無理なく続ける

発酵食品は体によいとわかっていても、毎日意識して取り入れ続けるのは意外と難しいものです。

そんなときは、朝食だけでなく、おやつや常備菜にも発酵食品を取り入れてみましょう。

甘いものが食べたくなったら、米麹甘酒や無糖ヨーグルトにフルーツを添えるのがおすすめです。腸内環境を整えながら、ビタミンや食物繊維などの栄養素もいっしょに補うことができます

また、ぬか漬けやキムチ、浅漬けなどを時間のあるときにまとめて仕込んでおくのもよい方法です。その作り置きを食事に少し添えるだけで、手軽に発酵食品を取り入れられます。

→妊活中の食事レシピについては、こちらの記事もチェックしてみてください。

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レシピのレパートリーが増えると、発酵食品を続けること自体が楽しみになり、習慣として定着しやすくなります。

朝食は味噌汁と納豆、おやつは米麹甘酒や無糖ヨーグルト、漬け物の作り置き。まずは続けやすいものから始めてみましょう

毎日の食事をすべて変えようとしなくても大丈夫です。できることから少しずつ積み重ねていくことが、長く続けるためのコツです。

まとめ

発酵食品は、腸内環境を整えることで子宮内フローラやホルモンバランスをサポートし、妊娠しやすい体づくりの土台を支えてくれると考えられています。

納豆・味噌・甘酒・ヨーグルトなど、日本の食文化に根付いた食品なら、毎日の食事に無理なく取り入れられるのも魅力です。

また、発酵食品は単体で摂るだけでなく、食物繊維やオリゴ糖を含む食品と組み合わせることで、腸活をより効果的に進めやすくなります

塩分やイソフラボンの摂りすぎに気を配りながら、ご自身の生活スタイルに合った形で続けていきましょう。

発酵食品を取り入れた食習慣は、妊活中だけでなく、妊娠後や出産後の健康管理にも役立ちます。

まずは朝の納豆や一杯のみそ汁など、取り入れやすいものから始めてみてください。

毎日の小さな積み重ねが、健やかな体づくりにつながっていくはずです。

Fertility Journey(ふぇるじゃに)は妊活に取り組む方のためのサイトです。妊活に関するさまざまな情報をお伝えしていますので、ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。

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