妊活中にパイナップルを食べると着床しやすくなる?食べ方・タイミング・注意点まとめ | Fertility Journey
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妊活中にパイナップルを食べると着床しやすくなる?食べ方・タイミング・注意点まとめ

妊活
この記事は管理栄養士によって監修されています

この記事を監修された先生

平田 菜菜先生

平田 菜菜 先生

医療法人と社会福祉法人を併設するグループに2009年より勤務。短期入所施設、特別養護老人ホーム、回復期リハビリテーション病棟などで高齢者の栄養管理や嚥下食対応、栄養ケア計画の作成を担当。現在は病院の嚥下外来にて、検査結果に基づく食事設計や嚥下調整食の提案を行う。地域向け栄養教室の講師や職員向け健康支援活動など、院内外で幅広く活動している。管理栄養士・栄養士・調理師・介護支援専門員の資格を保有。

「パイナップルを食べると着床しやすくなる」という話、妊活中に気になったことがある方もいるのではないでしょうか。

SNSや個人ブログでもよく見かけるため、高温期に入ったら食べ始めるという方も少なくないようです。

結論からお伝えすると、パイナップルが着床率を高めるという医学的な根拠は、現時点では確認されていません。ただし、妊活中の体づくりにうれしい栄養素が含まれているのも事実です。

この記事では、パイナップルと着床の関係や、妊活中に取り入れる際の食べ方・注意点について、わかりやすく解説します。

パイナップルを食べると着床しやすくなるって本当?

妊活中に情報収集をしていると、「パイナップルを食べると着床しやすくなる」という話を見かけることがあります。

気になって取り入れてみようか迷っている方も多いのではないでしょうか。こうした情報はSNSや口コミで広がることも多く、本当かどうか判断に迷うこともありますよね。

ここでは、この噂の理由や実際のところどうなのかを整理しながら、パイナップルに含まれる栄養素についてもわかりやすく解説していきます。

噂の理由は「ブロメライン」という酵素

パイナップルが着床に良いと言われるようになった背景には、「ブロメライン」というたんぱく質分解酵素の存在があります。

ブロメラインはパイナップルの果実や茎に含まれる酵素で、お肉を柔らかくする働きがあることで知られています。酢豚などの料理に使われることもあり、パイナップルを食べたときに舌が少しピリピリするのも、この酵素の働きによるものです。

この「たんぱく質を分解する」という特徴から、「子宮内膜をやわらかくして着床しやすくなるのでは?」というイメージが広まり、噂につながったと考えられています。また、抗炎症作用があることから、子宮内膜の環境を整えるのではないかという説も見られます。

ブロメラインは熱に弱く、加熱すると働きが失われます。缶詰や加熱処理されたジュースではなく、生のパイナップルを選ぶことがポイントです。

ただし、この成分が実際に子宮内膜へ影響するかどうかは、現時点でははっきりとわかっていません。次の項目で詳しく解説していきます。

科学的なエビデンスは「ない」というのが現状

パイナップルを食べると着床率が上がるという説については、現時点で医学的な根拠は確認されていません。

厚生労働省の「統合医療」情報発信サイト(eJIM)によると、ブロメラインは急性の鼻や副鼻腔の炎症に対しては有用かもしれないとされているものの、その他の炎症に対する十分なエビデンスはないとされています。

つまり、子宮内膜への効果についても、はっきりとした科学的根拠はないのが現状です。

さらに、仮に生のパイナップルを食べた場合でも、ブロメラインは体内で消化されてしまうため、そのまま子宮まで届く可能性は高くないと考えられています。

パイナップル=着床しやすくなる、というわけではありません。

そのため、過度な期待を持ちすぎず、あくまでひとつの情報として冷静に捉えることが大切です。ただし、パイナップル自体が妊活に向かないというわけではありません。

妊活に嬉しい栄養素はたっぷり

着床率を直接上げる効果は確認されていませんが、パイナップルには妊活中の体づくりをサポートする栄養素がしっかり含まれています

文部科学省の「日本食品標準成分表(八訂)」によると、生のパイナップル100gあたりの主な栄養素は以下の通りです。

栄養素 100gあたりの含有量 妊活への働き
ビタミンC 35mg 抗酸化作用で卵子の老化を防ぐ
葉酸 12μg 胎児の神経管閉鎖障害リスクを下げる
ビタミンB1 0.09mg 糖質代謝を助け疲労回復をサポート
カリウム 150mg むくみ解消、血圧調整
マグネシウム 14mg 筋肉や神経の働きを助ける
食物繊維 1.2g 腸内環境を整える

特にビタミンCには抗酸化作用があり、体内の酸化ストレスをやわらげる働きが期待されています。妊活中は体のコンディションを整えるうえで、こうした栄養素を意識して取り入れることも大切です。

また、食物繊維は腸内環境を整えるサポートをしてくれるため、日々の体調管理にも役立ちます。

着床のためというよりも、妊娠しやすい体づくりの一環として、無理のない範囲で食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。

妊活中のパイナップルの食べ方とタイミング

パイナップルを妊活中に取り入れる場合、食べ方やタイミングを少し意識することで、栄養をより効率よく摂ることができます。

せっかく食べるなら、体に負担をかけない形で上手に取り入れたいですよね。食べ方によっては、体を冷やしてしまったり、栄養の吸収に影響することもあります。

ここでは、パイナップルの選び方や1日の目安量、妊活中におすすめの食べるタイミングについて、わかりやすくご紹介します。

生で食べるのがおすすめ

妊活中にパイナップルを食べるなら、缶詰やジュースよりも生のパイナップルを選ぶのがおすすめです。

前述のブロメラインは熱に弱く、加熱されると働きが失われてしまいます。缶詰は製造過程で加熱処理されているため、ブロメラインの作用はあまり期待できません。また、缶詰にはシロップが使われているため、糖分が多くなりやすい点にも注意が必要です。

市販のジュースも濃縮還元タイプは加熱処理されていることが多く、ビタミンCが一部失われている可能性があります。こうした点からも、生で食べる方が栄養を取り入れやすいと考えられます。

当メディアで監修いただいている管理栄養士の先生によると、パイナップルの芯にはブロメラインが多く含まれているため、無理のない範囲で活用するのもおすすめとのこと。芯まで美味しく食べられる種類もありますし、固さが気になる場合は、スムージーにするなど工夫してみると食べやすいでしょう。

冷凍保存してもブロメラインの働きは保たれるとされています。 食べきれない分は冷凍保存しておき、食べる分だけ解凍するのも良い方法です。

スーパーで選ぶ際は、葉が濃い緑色でハリがあり、お尻の部分がふっくらして甘い香りがするものを選ぶと、食べごろのパイナップルを見分けやすくなります。

1日の目安量は100〜200g

パイナップルは栄養価の高い果物ですが、果糖も含まれているため、食べすぎには注意が必要です。1日の目安は100〜200g程度を意識しておくとよいでしょう。

100gは、一口サイズの角切りなら手のひらにのるくらいの量が目安です。スーパーで売られているカットパインであれば、小さめのパック半分〜1パック程度をイメージすると分かりやすいでしょう。

カロリーは100gあたり約54kcalと比較的低く、200g食べても約110kcalほどなので、間食としても取り入れやすい量です。

一方で、厚生労働省の「e-ヘルスネット」でも、果物の食べすぎは糖質の過剰摂取につながる可能性があるとされています。妊活中は体のバランスを整えることが大切な時期でもあるため、適量を心がけるようにしましょう。

「毎日少しずつ」を意識して継続するのがポイントです。たくさん食べることよりも、無理のない量を続けることが、体づくりのサポートにつながります。

食後に食べると血糖値の急上昇を防げる

パイナップルを食べるタイミングとしては、食後がおすすめです。

パイナップルには糖質が含まれているため、空腹時に食べると血糖値が上がりやすくなることがあります。食後に食べることで、血糖値の上昇がゆるやかになり、体への負担を抑えやすくなります。

また、パイナップルに含まれるブロメラインには、たんぱく質の消化を助ける働きがあるとされており、食後のデザートとしても相性のよい果物です。

黄体期(高温期)は便秘やむくみ、イライラなど不調を感じやすくい時期。栄養補給のひとつとして上手に取り入れましょう。

カリウムや食物繊維、ビタミンCなども含まれているため、日々の体調管理のサポートにもつながります。

特定のタイミングにこだわりすぎず、無理のない範囲で日々の食事に取り入れていくことが大切です。

妊活中のパイナップルで気をつけたい注意点

パイナップルは妊活中の体づくりにうれしい栄養素を含む一方で、食べ方によっては体に負担がかかることもあります。

妊活中は体調の変化を感じやすい時期でもあるため、食べ方には少し気を配りたいところです。ちょっとした意識で、より安心して取り入れやすくなります。

ここでは、パイナップルを食べる際に知っておきたい注意点を3つご紹介します。無理のない範囲で、上手に取り入れていきましょう。

体を冷やす性質があるため食べ過ぎに注意

管理栄養士の先生によると、パイナップルは体を冷やす性質を持つ「陰性食品」に分類されるとのことです。

東洋医学では、熱帯産で水分を多く含む果物は体を冷やす作用があると考えられており、パイナップルのほか、バナナやキウイ、スイカなども同じように扱われます。

体が冷えると血流が滞りやすくなり、子宮や卵巣への酸素や栄養の供給も滞りやすくなる可能性が指摘されています。妊活中は体を冷やさないことを意識する方も多く、せっかくパイナップルで栄養を取り入れていても、体を冷やしすぎてしまうのは少し気になりますよね。

冷えやすい時期やタイミングは、パイナップルの食べる量や温度に気をつけましょう。

特に朝や冬場は食べすぎに注意し、冷蔵庫から出してすぐではなく、少し常温に戻してから食べるのがおすすめです。温かい飲み物と組み合わせるなど、体を冷やさない工夫も取り入れてみてください。

糖質が多いので血糖値に注意

パイナップルは果物の中でも糖質がやや多く、100gあたり約12.5gの糖質が含まれています。甘くて食べやすいぶん、食べすぎてしまわないように気をつけましょう。

糖質を摂りすぎると血糖値が急上昇し、インスリンの分泌が増えることでホルモンバランスに影響を与える可能性があります。特に多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の方は、血糖コントロールを意識することが大切とされています。果物の摂取量にはより注意を払う必要があります。

また、缶詰のパイナップルはシロップに砂糖が使われているため、生のものより糖質が多くなりがちです。目安として糖質の量が、100gあたり生は約12.5gに対し、缶詰は約19.8gと差がある場合もあります。

妊活中は、パイナップルだけに偏らず、いちごやりんごなど他の果物もバランスよく取り入れることが大切です。無理に制限しすぎず、適量を意識しながら上手に取り入れていけるといいですね。

舌がピリピリしたら食べすぎのサイン

パイナップルを食べていると、舌がピリピリしたりヒリヒリしたりすることがあります。これは、ブロメラインが舌の粘膜のたんぱく質に作用することで起こるとされています。

少量であればあまり気にしすぎる必要はありませんが、刺激を強く感じる場合は、食べすぎのサインと考えましょう。無理に食べ続けると、口の中が荒れてしまうこともあります。また、熟しきっていないパイナップルでは、成分の影響で舌に違和感が出ることもあります。

さらに、まれにパイナップルでアレルギー症状が出る方もいます。口の中のかゆみや腫れ、じんましんなどの症状がある場合は、無理に食べず、早めに医療機関に相談することが大切です。

体にうれしい栄養が含まれている一方で、体質によって感じ方はさまざまです。自分の体調と相談しながら、無理のない範囲で取り入れていきましょう。

まとめ

「パイナップルで着床率が上がる」という情報については、現時点で医学的な根拠は確認されていません。ブロメラインという酵素が子宮内膜に影響するという説もありますが、はっきりとしたエビデンスはないとされています。

一方で、パイナップルにはビタミンCや葉酸、食物繊維など、妊活中の体づくりにうれしい栄養素が含まれています。「着床のため」というよりも、「妊娠しやすい体づくりの一環」として取り入れるのがおすすめです。

食べる際は、生のパイナップルを選び、1日100〜200gを目安に、食後に楽しむのがポイントです。また、体を冷やしやすい性質もあるため、冷えが気になる方や寒い時期は量や食べ方を調整してみてください。

妊活中の食事に「これを食べれば妊娠できる」という特別なものはありません。バランスのよい食事をベースにしながら、無理のない範囲でパイナップルも取り入れていきましょう。毎日の積み重ねが、体づくりにつながっていきます。

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