妊活を始めると、食事のことが気になって「おやつは控えたほうがいいのかな」と思ってしまいますよね。
でも、我慢ばかりだとストレスがたまり、心や体のバランスが崩れてしまうことも。
実はコンビニには、妊活中でも取り入れやすい“栄養補給ができるおやつ”がたくさんあります。
選び方のポイントさえ押さえれば、小腹が空いたときも罪悪感なく楽しめますよ。
この記事では、妊娠を目指す体づくりをサポートしてくれるコンビニおやつの選び方と、できれば避けたいおやつについて解説していきます。
妊娠力アップに効くコンビニおやつ5選
コンビニで手軽に買える、妊活中におすすめのおやつを厳選して5つご紹介します。どれも栄養を意識しながら、小腹を満たしてくれるものばかりです。
安心して食べられるおやつをあらかじめ把握しておくことで、間食のたびに悩まずにすみ、気持ちもラクになります。無理なく取り入れることで、妊娠を目指す体づくりのサポートにもつながりますよ。
ナッツ類で抗酸化力を高める
アーモンドやくるみなどのナッツ類は、妊活中のおやつとして特におすすめです。ナッツ類にはビタミンEが豊富に含まれており、抗酸化作用の働きが期待できます。抗酸化作用は卵子や精子の酸化を防ぐなど、妊娠を目指す体づくりを内側から支えてくれる存在として注目されています。
コンビニでナッツを選ぶときは、無塩タイプを選ぶのがポイントです。塩分の摂りすぎはむくみの原因にもなるため、味付けされていないものがおすすめです。健美鍼灸院によると、1日の目安は5〜10粒程度とのこと。ナッツは栄養価が高い反面、カロリーや脂質も多めなので、食べすぎには気をつけましょう。
また、くるみには精子の質を改善する効果があるという研究報告もあります。妊活はふたりで取り組むもの。おやつの時間を、パートナーと一緒に楽しむきっかけにしてみるのもいいですね。
あらかじめ準備しておけば、外出先でもサッと食べられて便利です。無理なく続けられる工夫をしながら、上手に取り入れていきましょう。
ヨーグルト・チーズでカルシウム補給
乳製品は、カルシウムとタンパク質を同時に摂れる優秀なおやつです。特にヨーグルトは、腸内環境を整える乳酸菌を含んでいるため、便秘改善や免疫力アップにも役立ちます。
ヨーグルトを選ぶ際は、砂糖が含まれていないプレーンタイプがおすすめ。甘みがほしいときは、ドライフルーツやはちみつを少量加えることで、無理なく続けやすくなります。ギリシャヨーグルト(水切りヨーグルト)は濃厚で食べごたえがあるため、少ない量でも満足感を得やすいでしょう。
チーズを食べるときは、6Pチーズやキャンディチーズなどのプロセスチーズを選ぶと安心です。ナチュラルチーズは妊娠中に注意が必要なものもありますが、プロセスチーズは加熱処理されているため、妊活中はもちろん、妊娠中のおやつとして取り入れやすいでしょう。
干し芋・ドライフルーツで食物繊維をチャージ
干し芋は、添加物や保存料が使われていないものが多く、自然な甘みで満足感を得やすい妊活中の方向けのおやつです。アリス薬局によると、GI値(食後血糖値の上昇度を示す指数)が低い食材のため、血糖値の急な上昇を避けたい妊活中の時期にも取り入れやすいとされています。
また、干し芋にはカリウムや食物繊維が含まれており、むくみ対策や便秘改善にも効果が期待できます。
ドライフルーツも同様に、ビタミン・ミネラル・食物繊維を手軽に補える便利なおやつです。マンゴーやプルーン、レーズンなど種類が豊富で、気分や好みに合わせて選べるのも嬉しいポイントですね。
ただし、ドライフルーツは水分が少ない分、カロリーや糖質がぎゅっと凝縮されています。食べすぎには注意し、量を意識しながら楽しみましょう。
甘いおやつが続くときは、味の系統を変えてみるのもひとつの方法です。
ここまで紹介してきたコンビニおやつを、栄養素や目安量とあわせて整理してみました。選び方のポイントも参考にしつつ、その日の体調やお腹の空き具合に合わせて、ぜひ選んでみてくださいね。
| おやつの種類 | 期待できる栄養素 | 1日の目安量 | 選び方のポイント |
|---|---|---|---|
| ナッツ(アーモンド・くるみ) | ビタミンE・良質な脂質 | 5〜10粒 | 無塩タイプを選ぶ |
| ヨーグルト | カルシウム・タンパク質・乳酸菌 | 100g程度 | プレーンタイプがおすすめ |
| チーズ | カルシウム・タンパク質 | 1〜2個 | プロセスチーズを選ぶ |
| 干し芋 | 食物繊維・カリウム | 50g程度 | 添加物不使用のものを |
| ドライフルーツ | ビタミン・ミネラル・食物繊維 | 30g程度 | 砂糖不使用がベスト |
コンビニおやつで栄養を補う理由
妊活中だからといって、むやみに間食を我慢する必要はありません。大切なのは、体への影響を理解したうえで、上手に取り入れることです。
間食は決して悪いものではなく、上手に取り入れることで不足しがちな栄養を補う役割も担ってくれます。無理なく続けることで、妊活中の体づくりをサポートしてくれる心強い味方になってくれますよ。
間食で足りない栄養を賢く補う
妊活中は、葉酸や鉄分、カルシウムなど、さまざまな栄養素をバランスよく摂ることを意識したい時期です。ただ、1日3回の食事だけで必要な量をすべてカバーするのは、意外と難しいもの。そんなときに役立つのが間食で、「足りない栄養を補う」という大切な役割があります。
厚生労働省の『妊産婦のための食生活指針』(※現在は公開終了)でも、妊娠前から栄養バランスの整った食事の重要性が示されていました。
間食は1日200kcal程度を目安に、ビタミンやミネラルを含む栄養価の高いおやつを選ぶことがポイントです。コンビニには、ナッツやヨーグルト、ドライフルーツなど、妊活中にうれしい栄養素を手軽に摂れる商品がそろっています。
3回の食事だけで完璧な栄養バランスを目指す必要はありません。間食も含めて無理なく栄養バランスを整えていきましょう。
血糖値を安定させるメリット
妊活中は、血糖値のコントロールも意識したいポイントのひとつです。空腹の時間が長くなりすぎると、血糖値が急激に下がり、その後の食事で急上昇するという「血糖値の乱高下」が起こりやすくなります。
血糖値の急激な変動は、自律神経やホルモンバランスが乱れやすくなることがあります。適度に間食を取り入れることで、食事と食事の間の血糖値を安定させるサポートが期待できます。
特に、食物繊維を含むナッツ類や、タンパク質を含むヨーグルトなどは、血糖値の上昇を緩やかにしやすいおやつです。午後2〜4時頃に軽く間食をとることで、夕食前の強い空腹感をやわらげることにもつながります。
ストレス解消も大切な妊活
妊活中は、食事や生活習慣など、何かと気を配る場面が増えがちです。「あれも控えなきゃ」「これも気をつけなきゃ」と思いすぎると、知らないうちに心が疲れてしまうこともあります。ストレスが続くと、自律神経やホルモンバランスに影響することもあるため、できるだけため込まないようにしましょう。
おいしいおやつをゆっくり味わう時間は、ホッとひと息つける大切なリラックスタイムになります。好きな飲み物と一緒に楽しむだけでも、心が軽くなるでしょう。
大切なのは、妊活に配慮したおやつを「選ぶ」こと。我慢するのではなく、自分に合ったものを上手に取り入れて、無理なく続けていきましょう。心に余裕が生まれることで、体の調子も整いやすくなるものです。
おやつ選びで意識したいポイント
コンビニには手軽でおいしそうなおやつがたくさん並んでいて、つい目移りしてしまいますよね。妊活中でも、すべてを我慢する必要はありませんが、体づくりを意識するなら、少しだけ選び方のポイントを知っておくと安心です。
中には、頻繁に食べるよりも控えめにしたほうがよいおやつもあります。ここでは、妊活中にコンビニでおやつを選ぶ際に、意識しておきたいポイントをお伝えします。
甘いスイーツは「量」と「頻度」を意識
甘いスイーツは心を満たしてくれますが、白砂糖を多く含むものは血糖値を急激に上昇させるため、妊活中は少し意識して選びたいところです。
血糖値が急に上がると、体はインスリンを多く分泌して血糖値を下げようとします。こうした血糖値の大きな変動が続くと、自律神経やホルモンバランスに影響することがあるともいわれています。
生クリームたっぷりのケーキや菓子パン、甘いジュースなどは、「たまのお楽しみ」くらいの距離感で付き合うのがおすすめです。
どうしても甘いものが食べたくなったときは、高カカオチョコレート(カカオ70%以上)を少量取り入れてみましょう。カカオに含まれるポリフェノールは、抗酸化作用があって妊活中の方にもおすすめですし、少量でも満足感を得やすいです。
甘いスイーツは特別なご褒美にして、普段のおやつはできるだけ栄養のあるものを選ぶ意識を持てると良いでしょう。
カフェイン入りドリンクは控えめに
おやつのお供にコーヒーや紅茶を楽しむ方は多いと思いますが、妊活中は飲み物に含まれるカフェインの量も少し意識してみてください。
カフェインの過剰摂取は、卵巣機能に影響を与える可能性があるという研究報告もあります。カフェインの摂りすぎには注意しましょう。
コーヒーなら1日1〜2杯程度が目安。麦茶やルイボスティー、デカフェ(カフェインレス)コーヒーなどを選べば、カフェインを気にせず楽しめます。ルイボスティーは抗酸化作用もあるため、妊活中の飲み物として選ばれることも多いです。
また、甘いおやつを食べるときは、飲み物を無糖のものにするのもひとつの工夫です。飲み物との組み合わせを意識するだけでも、糖分の摂りすぎを防ぎやすくなります。
原材料をチェックしよう
マーガリンやショートニングに多く含まれるトランス脂肪酸は、摂りすぎると排卵障害のリスクが上がる可能性が指摘されています。市販のパンやケーキ、クッキー、ドーナツなどに使われていることが多いため、原材料表示をチェックする習慣をつけておくと安心です。
海外では、トランス脂肪酸の使用を制限する動きが進んでいる国もあります。妊活中のおやつ選びでは、できるだけ自然な原材料で作られたものを選ぶ意識を持てるとよいですね。
また、インスタント食品や加工食品に多く含まれるリンは、摂りすぎるとカルシウムの吸収を妨げることがあります。スナック菓子やカップ麺などを頻繁に食べている場合は、少し控えめにすることを意識してみましょう。
飲み物や食べ物を選ぶときに、成分表示を見る習慣がついていると、より安心して選べるようになります。
まとめ
妊活中の間食は、「我慢するもの」ではなく、毎日の食事をサポートする“栄養補給の時間と考えると、気持ちがぐっと楽になります。
コンビニには、ナッツやヨーグルト、干し芋、ドライフルーツなど、妊活中に嬉しい栄養素を手軽に取り入れられるおやつが揃っています。選ぶときは、無塩・プレーン・添加物不使用といったポイントを意識するだけでも十分です。
甘いスイーツやカフェインを含む飲み物、トランス脂肪酸を含むお菓子は「避ける」よりも、頻度や量を調整するという感覚で付き合っていきましょう。
おいしいおやつタイムは、心と体を整える大切なひととき。賢く選ぶ習慣をつけて、妊活ライフを前向きに無理なく楽しんでください。
Fertility Journey(ふぇるじゃに)は妊活に取り組む方のためのサイトです。妊活に関するさまざまな情報をお伝えしていますので、ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。
